双極性障害とは何か?①~うつ状態について~

皆さんは「双極性障害」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?

一度も聞いたことがないという人も多いと思いますが、「躁うつ病」と言われればピンとくる人もいるのではないでしょうか。

かつて躁うつ病と言われていましたが、今は双極性障害と名を変えています。

双極性障害とはいったいどんな病気なのか、治療方法はどんなものがあるのかを説明していきます。

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【双極性障害の具体的内容】

躁うつ病と呼ばれていた過去からもわかるように、双極性障害とは、躁状態とうつ状態をくりかえす精神疾患です。

躁とうつの症状の差が電極のようにプラスとマイナスに振り切れていることから双極性障害と呼ばれるようになりました。

精神疾患といえども、その原因は脳にあるため脳の神経伝達物質などの乱れが引き起こす病気といってもよいでしょう。

気分が高揚したり攻撃的になる躁状態と、気分が落ち込んでなにもできないうつ状態に症状は分かれます。

【双極性障害のうつ状態】

うつ状態と聞いて誰もが想像するのが「うつ病」ではないでしょうか。

ほぼ毎日、朝から晩まで気分が落ち込んでいたり無気力なうつ状態は、社会生活において本人の障害となるような状態だといえます。

うつ病と症状は似ていますが、双極性障害では躁状態があるためうつ病の治療が適さないことがその特徴といえます。

また、躁状態のないうつ病と比べると感情の波の幅は大きく感じられるため患者の負担も大きいでしょう。

うつ状態の具体的症状には、以下のようなものがあります。

・抑うつな気分⇒ほぼ毎日気分が落ち込みます。

常にどんよりとした心もちで精神的に塞ぎこみがちになります。

・意欲や興味の喪失⇒それまでは趣味を積極的に楽しんだりしていたものが、興味がなくなり寧ろ遠ざけるようになることがあります。

・食欲の低下⇒「食べたい」という気持ちが起こらなくなったり仕方なく栄養摂取する状態です。

逆に食欲増加がみられるケースもあります。

・不眠⇒寝つきが悪く、眠りが浅いため早朝覚醒してしまう状態です。

その一方で異常に寝過ぎてしまう「過眠」がみられる場合もあります。

・易疲労性、気力の減退⇒何もしていなくても常に疲れていたり、家事や仕事など必要なことでもやる気が起きないといった症状です。

・その他の症状⇒自分自身の存在の無価値感、何もかも自分のせいだという罪責感、人の話を聞いたり本を読めない思考力・集中力の低下、希死念慮等が存在します。